2017-08-14 おとがとけるおと。 詩 蝉の音。 車の通り過ぎる音。 家の下を歩く人たちの話し声。 家の下のバス停にバスが止まる音。 風のおと。 夏のおと。 音がとけて、私になる。 私もとけて、音になる。 みんな とけて ひとしずくのおとになる。