2024-02-06 逃げた先の泥水 にっきのようなもの 創作 日記 届きそうで届かない 決して捕まえることの出来ない水たまり 届いてしまったその手の中には 濁って汚れた自分のこころの泥水 捕まえられずに居たならば きっとまだ追いかけていたはずなのに 捕まえてしまった、今となっては ただただ呆けて見つめる手のひらの 愛だったなにか 水たまり いつか貴方にと書いたあの手紙は わたしの心を写したあの向日葵は 燃え尽きて灰になり涙で濁った ただの泥水