2017-12-08 微熱 詩 微熱の恋 気がついたらポーっとしてる 内にこもった、しつこい、微熱 何度も何度も嫉妬で熱くなる その度に、どうせ、と落ち込む 厄介な病にかかった 落ち込むたびに きっと同じに知ってる人はいない そう言い聞かせる たぶん、合っているのだけど 内にこもったこの体温 あなたに触れて溶かしたい あなたの胸の内に潜む厚いこおりを 決して見せない厚いこおりを そして、わたしのこおりも溶かしてほしい うそ、いいの、やっぱりいいの 溶けたりなんかしなくていい そのまま抱きしめるからいつまでも私を冷やして 私の微熱を、冷やして